婚活を始めてから、自分でも気づいていなかった苦手なことに気づきました。
それが、「自分の気持ちを相手に伝えること」です。
僕は婚活中、「今日は楽しかったです」「会えて嬉しかったです」といった言葉を、言えなかったわけではありません。
むしろ、どうすれば相手に気持ちが伝わるのかを調べて、意識して言うようにしていました。
でも今振り返ると、自分が本当に「楽しい」「嬉しい」と感じて自然に出た言葉というより、「こういうときは、こう言ったほうがいい」と考えていたところがありました。
言葉では伝えていても、どこか社交辞令のようになっていたのかもしれません。
婚活を通して僕が気づいたのは、感情表現は「正しい言葉を言うこと」ではないということでした。
まず自分が何を感じているのかに気づき、それを自分の言葉で相手に伝える。
この記事では、感情表現が苦手だった僕が、婚活を通して気づいたことについて書いていきます。
私は昔から感情を出すのが苦手だった
子どもの頃から、私は感情を出すのが得意ではありませんでした。
小学校、中学校、高校といじめを経験してきたこともあり、自分の気持ちを出すことに慎重になっていたのかもしれません。
優しいね。
よく気づくね。
と言われることはありました。
でもその反面、嫌なことがあっても我慢する。
怒っても飲み込む。
言いたいことがあっても言えない。
そんなことが多かったように思います。
人の変化や空気には気づくのに、自分の気持ちは後回しにしてしまう。
気づけば、「本音を出さない方が楽」そんな生き方が当たり前になっていました。
今振り返ると、感情を抑えることが当たり前になっていました。でもそれは婚活だけではなく、人間関係全般にも影響していたのかもしれません。
▶︎ 感情抑制とは?我慢しすぎる人の心理と心をラクにする具体的な対処法
婚活で気づいた「優しいだけでは伝わらない現実」
婚活を始めて感じたのは、優しいだけでは、なかなか相手に伝わらないということでした。
女性のプロフィールには、「優しい人が好き」「穏やかな人が理想」と書かれていることも多いです。
でも実際は、会話のテンポや表情、リアクションや雰囲気も含めて、コミュニケーションなんですよね。
私自身、相手の話を聞こうとはしていました。
でも、気持ちを言葉にすることや、表情で伝えることは苦手でした。頭では分かっていても、実際にやるのは別の話。
婚活を通して、私はそこで初めて壁にぶつかりました。
『一緒にいると疲れる』と言われて気づいたこと
仲人さん経由で、「一緒にいると疲れる」と言われた時は、正直かなりショックでした。
私は相手を大切にしたいと思っていましたし、お店を調べたり、早めに行って席を確保したり、自分なりに気を遣っていたつもりでした。
でも今思うと、気を遣いすぎていたのかもしれません。
相手に気を遣うあまり、自分も力が入り、その空気が相手にも伝わっていたのだと思います。
もちろん、全ての人がそう感じるわけではありません。
それでも私にとっては、「優しさ」と「気の遣いすぎ」は違うんだと気づく、大きなきっかけになりました。
それからは、無理に頑張るより、少しでも自然体でいることを意識するようになりました。
今振り返ると、相手のことを考えすぎるあまり、自分自身に余裕がなくなっていたのかもしれません。
▶︎ 婚活をして初めて「心の余裕」の大切さに気づいた話
感情に気づいて、言葉にすることが大事だった
婚活をして気づいたのは、感情表現は、何か特別な会話術ではないということでした。
大事なのは、上手に話すことより、まず自分が何を感じているのかに気づくこと。
嬉しい。
楽しい。
安心する。
美味しい。
本来は、その感情があって、初めて言葉になるはずなんですよね。
でも私は、長い間、感情より先に言葉を選んでいました。
相手に失礼じゃないか。
変に思われないか。
どう言えば正解か。
そんなことばかり考えていた。
だから会話も、どこか事務的に聞こえてしまっていたのかもしれません。
自分ではそんなつもりはありませんでした。むしろ相手を大切にしようとしていた。
でも人の印象は、「自分がどう思っていたか」ではなく、「相手がどう受け取ったか」で決まってしまいます。
だから最近は、楽しかったら「楽しかったです」嬉しかったら「嬉しいです」美味しかったら「美味しいですね」と思ったことを、少しずつ言葉にするようにしています。
40代になって、こんな当たり前のことを学んでいるのは少し恥ずかしい気もします。
それでも、感情を押し込めるより、少し言葉にした方が、人との関係は自然になる。
婚活を通して、そんなことを学びました。
私なりに気づいた改善のヒント
婚活を通して気づいたのは、感情表現は、何か特別な会話術ではないということでした。
昔の私は、思ったことを心の中にしまう癖がありました。
楽しくても言わない。
嬉しくても言わない。
感謝していても言わない。
でも相手から見れば、言葉にしなければ伝わりません。
そこで私が意識するようになったのは、
・ 楽しかったら「楽しかった」と言う
・ 嬉しかったら「嬉しい」と言う
・ 感謝したら「ありがとう」と言う
・ 良いと思ったら素直に伝える
という、ごく当たり前のことでした。
婚活の時だけ変えようとしても難しい
感情表現は、婚活の場だけで急にできるようになるものではありません。
長年続けてきた考え方や話し方の癖は、
数回のお見合いやデートで簡単に変わるものではないからです。
だからこそ私は、
家族や職場の人、友人との会話でも、
少しずつ気持ちを言葉にすることを意識するようになりました。
婚活は特別な場ではなく、
普段の自分がそのまま出る場所なのかもしれません。
感情表現は、今でも得意ではありません。
それでも、少しずつ言葉にするようになってからは、以前より人との関係が楽になった気がしています。
婚活をしていると、自分でも気づかなかった考え方や癖が見えてくることがあります。
▶︎ 40代男性が婚活で気づいた“感情を抑えすぎるクセ”|「いい人」で終わる原因とは
感情表現が苦手でも婚活はできる
感情表現が苦手だからといって、婚活ができないわけではありません。
ただ、相手に伝わらなければ、ないのと同じになってしまうこともあります。
私自身、「何を考えているかわからない」と言われて初めて気づきました。
大事なのは、大きな感情を見せることではなく、小さな気持ちを言葉にすること。
婚活は、相手探しだけではなく、自分自身を知る機会なのかもしれません。


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