仕事で評価されなかったり、人間関係がうまくいかなかったりすると、自分には価値がないように感じることがあります。
周りの人と比べて、自分だけが取り残されているように感じることもあるかもしれません。
心理学には、「条件付きの自己価値」という考え方があります。
この記事では、この心理学的な考え方をもとに、他人の評価に左右されすぎないための3つの方法を紹介します。
自分には価値がないと感じる心理
心理学では、自分の価値を何によって判断しているのかを説明する概念として、「条件付きの自己価値(Contingencies of Self-Worth)」があります。
例えば、
- 仕事で評価されれば、自分には価値がある
- 恋人から愛されていれば、自分には価値がある
- 周囲の人より成功していれば、自分には価値がある
このように、自分の価値を特定の条件に結びつけてしまうことがあります。
仕事で失敗したり、誰かから認められなかったりすると、自分自身まで否定してしまうのは、そのためかもしれません。
私自身、3年前に離婚してから、一人で戸建てに暮らしています。
住宅街で家族や子どもと一緒に出かける人たちを見ると、寂しさを感じたり、自分だけが取り残されているような気持ちになったりすることがあります。
周りの人が幸せそうに見えると、自分の今の生活と比べてしまうことがあります。それでも、結婚しているかどうかで、自分という人間の価値が決まるわけではありません。
他人の評価に左右されないための3つの考え方
① 自分の価値を何で判断しているのか気づく
自分には価値がないと感じたとき、何を基準にそう考えたのか振り返ってみます。
仕事で評価されなかったからなのか。
恋愛がうまくいかなかったからなのか。
周囲の人と比べて、自分が劣っているように感じたからなのか。
自分がどのような条件で価値を判断しているのかに気づくと、考え方を見直すきっかけになります。
② 結果への評価と、自分自身への評価を分ける
仕事でミスをしたことと、自分が仕事のできない人間であることは同じではありません。
恋愛がうまくいかなかったからといって、自分には愛される価値がないと決まったわけでもありません。
結果が悪かったときは、何がうまくいかなかったのかを振り返り、改善できることを考えればよいと思います。
一つの結果だけで、自分という人間のすべてを判断する必要はありません。
③ 自分にとって大事なことを基準にする
他人の評価を気にしていると、周囲の人が何を持っているか、どれだけ成功しているかに目が向きやすくなります。
自分がどう生きたいのかを考えてみることも、一つの方法です。
私の場合は、家族との時間を大切にすることや、新しいことに挑戦すること、健康でいることを重視しています。
周囲からどう評価されるかよりも、自分が望む生き方に近づけているかどうかを考えるようにしています。
結果が悪くても、自分まで否定しなくていい
私自身、仕事や人間関係がうまくいかないと、今でも落ち込むことがあります。
周囲の人と自分を比べてしまうこともあります。
以前は、うまくいかないことがあると、自分自身に問題があるのではないかと考えてしまうこともありました。
今は、仕事で失敗しても、人間関係がうまくいかなくても、それだけで自分の価値が決まるわけではないと思っています。
これからも、周囲からの評価に振り回されるのではなく、自分が納得できる生き方をしていきたいと思います。
参考文献
Crocker, J., & Wolfe, C. T. (2001). Contingencies of self-worth. Psychological Review, 108(3), 593–623.


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