一生懸命頑張っているのに、思うような結果が出ないことはありませんか。
仕事や恋愛、将来の目標に向かって努力していても、なかなか状況が変わらない。
そんなとき、「まだ努力が足りないのではないか」と考え、さらに頑張ろうとしてしまうことがあります。
私自身、どうしても叶えたいと思ったことほど、一つの方法にこだわってしまうことがありました。
最近になって、努力を増やすことよりも、頑張り方を変えることが必要な場合もあると感じています。
この記事では、心理学の「認知的柔軟性」という考え方を参考に、頑張っても結果が出ないときの向き合い方を紹介します。
結果が出ないときに見直したい考え方
目標に向かって努力していても、必ず結果が出るとは限りません。自分の努力だけでは変えられない環境や、相手の事情が関係していることもあります。
結果が出ないとき、私たちは努力の量を増やすことを考えがちです。
もっと働く。もっと勉強する。もっと行動する。
同じ方法を続けることで成果につながる場合もありますが、状況によっては別の方法を考えた方がよいこともあります。
心理学には、認知的柔軟性(Cognitive Flexibility)という概念があります。
状況に応じて考え方や行動を切り替える能力のことです。
一つの方法にこだわりすぎず、別の可能性を考えてみる。
努力を続けることだけではなく、必要に応じて方向を変えることも、目標に向かう方法の一つです。
やり方を変えたことで状況が動き始めた
私自身、結婚相談所で長く婚活を続けていた時期があります。
結婚したいという気持ちは強く、出会いの機会を増やそうと活動していましたが、なかなか思うような結果にはつながりませんでした。
「もっと頑張らなければ」と思っていました。あるとき、思い切ってマッチングアプリを利用することにしました。
そこで新しい出会いがあり、現在は結婚に向けて話を進めています。結婚したいという目標は変わっていません。
変えたのは、出会うための方法です。もちろん、マッチングアプリに変えれば誰でもうまくいくという話ではありません。
振り返ってみると、努力が足りなかったというより、一つの方法にこだわっていた部分があったのだと思います。
努力を増やす前に考えたい3つのこと
頑張っても結果が出ないときは、次の3つを考えてみるのも一つの方法です。
① 今の方法を続ける理由は何か
結果が出ていなくても、続けることで成果につながることがあります。
慣れているからという理由だけで、同じ方法を選び続けている場合もあります。
② 別の方法はないか
目標を変えなくても、そこに向かう方法は一つとは限りません。
仕事なら働く環境を変える。勉強なら学習方法を変える。
今まで試していなかった選択肢を考えてみます。
③ 疲れて判断力が落ちていないか
頑張り続けて疲れているときは、無理に答えを出さず、休むことも必要です。
十分に休んでから考えた方が、自分に合った選択肢を見つけやすい場合もあります。
頑張り方を変えることも一つの選択
以前の私は、結果が出ないときほど、もっと努力しなければと考えていました。
婚活で方法を変えた経験から、今は努力の量だけでなく、やり方にも目を向けるようになりました。
これからも思い通りにいかないことはあると思います。
今の方法を続ける理由があるのか、ほかに選択肢はないのかを考えながら、自分に合った方法を選んでいきたいと思っています。
参考文献
Adele Diamond(2013)「Executive Functions」『Annual Review of Psychology』64, 135–168.
認知的柔軟性を含む、実行機能の基本的な仕組みについて解説した学術論文。


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