自己抑制とは?感情を我慢しすぎず、自分の行動を整える方法

草原で立ち止まり未来を考える女性|自己抑制と思考習慣のイメージ メンタル・思考
感情に振り回されず、立ち止まって考えることが人生を整える第一歩になる。

自分の気持ちを抑えてしまうことはありませんか

私は昔から、自分を出すことがあまり得意ではありませんでした。

1対1なら普通に話せても、大勢になると急に話せなくなる。
自分の意見を言えず、嫌われないように我慢してしまうこともありました。

若い頃、笑っていたときに、「何ニヤニヤしてるんだ」と言われたことがあります。

それからどこかで、人前で笑ったり、自分を出したりすることに苦手意識を持つようになりました。

飲み会でも、周りのようにうまく話せず、お酒ばかり飲んでしまう。そして帰ってから、「またうまく話せなかったな」と思うこともありました。

こうした経験から、私は「感情を抑えること」と「感情をコントロールすること」は同じなのだろうかと考えるようになりました。

自己抑制とは、ただ自分の気持ちを我慢することではありません。

この記事では、自己抑制とは何なのか、感情を抑えすぎずに自分の行動を整える方法について考えていきます。


なぜ人は感情に振り回されてしまうのか

こんな経験はありませんか。

・イライラして、つい強く言ってしまった
・不安になって、悪い方向に考えてしまった
・焦って決めたあとに後悔した

怒りや不安、焦り、悲しみは、誰にでもある自然な感情です。

大切なのは、感情をなくしたり、無理に我慢したりすることではありません。

感情が強くなったときに、そのまま行動するのではなく、一度立ち止まること。

そこで大切になるのが、「自己抑制(セルフコントロール)」です。


自己抑制とは?感情に流されず行動を選ぶ力

自己抑制とは、感情や衝動のままに行動せず、一度立ち止まる力のことです。

たとえば、

・腹が立っても、すぐに言い返さない
・不安になっても、すぐに悪いと決めつけない
・焦っているときほど、一度考える

といったことです。

大切なのは、感情を我慢することではありません。怒ったり、不安になったりするのは自然なことです。

「今、自分は怒っているな」と気づいて、どう行動するかを自分で選ぶ。

これが、自己抑制を考えるうえで大切なポイントです。


自己抑制は少しずつ身につけられる

自己抑制は、「できる人」「できない人」と性格だけで決まるものではありません。

大切なのは、感情が強くなったときに、すぐに反応しない習慣をつくることです。

たとえば、誰かに嫌なことを言われたとき、「なんでそんなことを言うんだ」と考え続けると、怒りがさらに強くなることがあります。

そんなとき、「何か理由があったのかもしれない」「今はすぐに答えなくてもいい」と少し違う見方をしてみる。

それだけでも、感情のまま行動するのではなく、一度立ち止まる時間をつくることができます。

私自身も以前は、「自分の性格は簡単には変わらない」と思っていました。

でも、性格そのものを変えなくても、感情が動いたときの考え方や行動は少しずつ変えていくことができます。

その小さな積み重ねが、感情に振り回されにくくなることにつながっていくのだと思います。

思考のクセについては、自分を責めてしまう人へ|それは「自動思考」という脳のクセです【心理学で解説】の記事でも詳しく解説しています。


感情に振り回されないための3つの習慣

怒ったり、不安になったりしたとき、すぐに気持ちを切り替えるのは簡単ではありません。

でも、一度立ち止まってから行動することは、少しずつ練習できます。

ここでは、私自身も意識している、日常でできる3つの方法を紹介します。


① すぐに反応せず、一度立ち止まる

怒りや不安が強いときほど、すぐに言い返したり、行動したりしないことが大切です。

私自身も、イライラしたときは、まず深呼吸して少し間を置くようにしています。

たとえば、

・深呼吸する
・少し黙る
・その場を離れる

大切なのは、感情のまま動く前に、少しだけ時間をつくることです。


② 頭に浮かんだ考えをそのまま信じない

怒りや不安が強いと、「バカにされた」「嫌われている」「もうダメだ」と考えてしまうことがあります。でも、それが本当に事実なのかは分かりません。

そんなときは、「本当にそうなのかな?」「別の見方はないかな?」と一度考えてみます。


③ 自分で行動を選ぶ

感情が強いときでも、どう行動するかは自分で選ぶことができます。

たとえば、

・すぐに言い返すのか、少し待つのか
・今決めるのか、一晩考えるのか

大切なのは、ただ我慢することではありません。

一度立ち止まり、「自分はどうしたいか」を考えてから行動する。


感情を我慢するのではなく、行動を選ぶ

自己抑制というと、「怒らない」「我慢する」といったイメージがあるかもしれません。でも大切なのは、感情を無理に抑え込むことではありません。

怒ったり、不安になったりしたときに、「今、自分はこう感じているんだな」と気づいて、一度立ち止まる。

そして、感情のまま反応するのではなく、自分でどう行動するかを考える。

私自身も、以前は自分の気持ちを我慢してしまうことが多くありました。だからこそ今は、「我慢すること」と「自分で行動を選ぶこと」は違うと感じています。

感情をなくす必要はありません。まずは、すぐに反応せず、少しだけ立ち止まる。

そこから始めるだけでも、感情との付き合い方は少しずつ変わっていくのだと思います。

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