看護師の仕事は、体力的にも精神的にも負担が大きい仕事です。
人手不足や夜勤、人間関係、患者さんへの対応などが重なると、少しずつ疲れがたまっていくことがあります。
それでも、
・ 人が足りないから休めない
・ 周りに迷惑をかけたくない
・ 自分だけ弱音を吐けない
と考えて、無理を続けてしまう人もいます。
眠れない、疲れが取れない、仕事に行くのがつらい。
そんな状態が続いているなら、一度これからの働き方を考えてみてもいいかもしれません。
この記事では、仕事がつらいときに現れやすい心身の変化や、休職・復職・退職を考えるときに知っておきたいことを紹介します。
真面目な人ほど無理を重ねてしまうことがある
責任感が強い人ほど、つらくても自分を後回しにして働き続けてしまうことがあります。
さらに、希望していない部署への配属や、自分に合わない環境で働き続けることも大きな負担になります。
無理を続けていると、
・ 眠れない
・ 疲れが取れない
・ イライラする
・ 涙が出る
・ 朝起きるのがつらい
といった心や体の変化が現れることがあります。
「まだ働けているから大丈夫」と考えず、以前の自分と違う状態が続いていないか、一度振り返ってみることが大切です。
仕事がつらいときに考えたい3つのこと
仕事がつらくなったとき、「このまま続けるか、辞めるか」の二択で考えてしまうことがあります。
でも、選択肢はそれだけではありません。
一度休むこともできるし、体調が整ってから復帰することもできます。今の職場を離れて、別の環境で働くという選択肢もあります。
ここからは、休職・復帰・退職について順番に考えていきます。
① まずは「何がつらいのか」を整理する
「仕事がつらい」と感じても、その原因は人によって違います。
・ 仕事量が多い
・ 夜勤がつらい
・ 人間関係に疲れている
・ 今の部署が合っていない
まずは、自分が何に一番つらさを感じているのかを整理してみましょう。
原因が見えてくると、夜勤を減らす、異動を相談する、一度休むなど、次の選択肢も考えやすくなります。
「辞めるか、我慢するか」の二択にせず、まずは今の状況を整理することから始めてみてください。
② つらいときは休職も選択肢に入れる
体調を崩して仕事を続けることが難しいときは、休職も一つの選択肢です。
「周りに迷惑をかける」「早く復帰しなければ」と焦る必要はありません。
一般的には、
医療機関を受診する
↓
必要に応じて診断書を提出する
↓
休養する
↓
体調をみながら復帰や今後の働き方を考える
という流れになります。
無理に復帰を急がず、まずは心と体を休ませることです。
また、一定の条件を満たせば、休職中に傷病手当金を受け取れる場合があります。
▶︎ 看護師が知っておくべき傷病手当金の仕組み|休職したら給料はどうなる?
③ 退職する前に生活の見通しを立てる
今の職場を離れると決めたら、退職後の生活についても考えておくことが大切です。
特に確認しておきたいのが、
・ 毎月いくらあれば生活できるか
・ 貯金で何か月生活できるか
・ 退職後に利用できる制度はあるか
・ 次の仕事をいつ頃から探すか
ということです。
例えば、最低生活費が月26.5万円なら、6か月で約159万円必要になります。
必要な金額は人によって違うので、まずは自分が毎月いくらあれば生活できるのかを確認しておきましょう。
退職後の見通しを立てておくことで、焦って次の職場を決めることも避けやすくなります。
続けることだけが正解ではない
看護師として働いていると、「人が足りないから休めない」「自分だけ休むわけにはいかない」と思うことがあります。
それでも、無理をして今の職場で働き続ける必要はありません。
今の職場が合わなくなったとしても、異動したり、一度休んだり、別の職場に移ったりすることはできます。
看護師として働き続ける方法は、一つではありません。
「もう少し頑張れる」と無理を重ねる前に、これからどんな働き方をしたいのか、一度考えてみてください。


コメント