訪問看護ステーションを開業するとき、「ホームページは最初から作った方がいいのか?」ということも考えるようになりました。
今の時代、ホームページはあった方がいいと思います。
ステーション名を検索したときに、対応地域や営業時間、どんな訪問看護をしているのかを確認してもらえるからです。
私自身も、将来的にはホームページを作りたいと考えています。ただ、「開業までに絶対必要なのか?」と聞かれたら、そうは思っていません。
開業直後は利用者さん0人から始まる可能性があります。それでも人件費、車、電子カルテ、通信費などのお金は必要です。
だからこそ、開業当初は「何にお金と時間を使うのか」の優先順位が大切だと思っています。
精神科訪問看護を開業したあと、「実際にどこへ営業すれば利用者さんにつながるのか」を知りたい人は、「精神科訪問看護の利用者を増やす方法|開業後はどこに営業する?病院・クリニック・相談支援事業所を整理」が参考になります。ホームページだけに頼らず、地域の支援者へ直接ステーションを知ってもらう営業方法について整理しています。
開業当初はホームページより直接営業を優先したい
ホームページを作ったからといって、それだけで利用者さんから依頼が入るとは限りません。
精神科訪問看護では、まず地域の支援者にステーションを知ってもらうことが大切なはずです。
精神科病院やクリニックの相談員さん。
相談支援事業所。
地域の関係機関。
そういったところへ自分から足を運び、
「新しく訪問看護ステーションを開設しました」
「精神科を中心に対応しています」
「こういう利用者さんにも対応できます」
と直接伝える。
開業したばかりで知名度がないからこそ、顔の見える営業を優先したいと思っています。
そのときは、ホームページより先にA4一枚程度の案内を用意するつもりです。
ステーション名、連絡先、対応地域、営業時間、対応できる疾患や支援内容などを分かりやすくまとめる。
それを持って直接挨拶に行き、
「何かあったら、まず相談してください」
と言える関係を少しずつ作っていく。
この方が、開業直後の利用者さん獲得につながりやすいのではないかと考えています。
ホームページがなくても「問い合わせまでの導線」は作っておく
ただし、「ホームページがないから何も準備しなくていい」ということではありません。
ホームページがなくても、営業した相手が後から確認したり、相談したりできるようにしておく必要があります。
たとえば、
営業する → ステーションを知ってもらう → 案内を渡す → 相談してもらう → 問い合わせにつなげる
この流れです。
そのために、
- A4の事業所案内
- 名刺
- 電話番号・FAX番号
- メールアドレス
- 対応地域・営業時間
- 対応できる疾患や支援内容
などは、開業時から分かるようにしておきたいと思っています。
ホームページがあるかどうかではなく、「知ってもらったあと、どうやって相談につなげるか」です。
ホームページは事業が動き始めてから育ててもいい
もちろん、ホームページが不要だとは思っていません。
営業先で名刺やパンフレットを渡したあと、相談員さんがステーション名を検索することもあるでしょう。
そのときホームページがあれば、
対応地域。
支援内容。
ステーションの理念。
利用開始までの流れ。
問い合わせ方法。
こうした情報を改めて確認してもらえます。
将来的には、地域で訪問看護を探している本人や家族から直接問い合わせが入る可能性もあります。
だから、「ホームページか営業か」ではありません。最初は直接営業を優先する。
そして利用者さんが増え、資金にも余裕が出てきたらホームページを整えていく。
そんな順番でもいいと思っています。
私自身、まだ訪問看護ステーションを開業したわけではありません。
今まさにゼロから準備している段階だからこそ、
「開業に必要なもの」
「利用者さんにつながるもの」
「後から追加できるもの」
を分けて考えています。
ホームページを作ること自体が目的ではありません。
目的は、地域の人にステーションを知ってもらい、訪問看護を必要としている人とつながることです。
最初からすべてを完璧に揃えるのではなく、まずは地域へ出て人と会う。そしてホームページは、事業の成長に合わせて育てていく。
今のところ、そんな順番で開業を考えています。


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