人に嫌われるのが怖くなくなった理由|40代で変わった人生の優先順位

人に嫌われることを恐れず自分の人生を歩き始める女性のイメージ メンタル・思考

以前は、人からどう思われるかを必要以上に気にしていました。

相手の表情や言葉が気になり、「何か悪いことを言ったかな」「嫌われたのかな」と、あとから考えてしまうこともありました。

人間関係を悪くしたくないという思いから、自分の気持ちを抑えることも少なくありませんでした。

46歳になった今、少しずつ考え方が変わってきました。

再婚や引っ越しなど、これからの人生を真剣に考えるようになり、以前ほど周りの評価が気にならなくなったのです。

人からどう思われるかよりも、自分がどう生きたいのか。

人に嫌われることへの考え方が変わった理由を、心理学の視点も交えながら振り返ってみたいと思います。


なぜ人に嫌われることが怖いのか?

人に嫌われたくないと思うのは、自然な心理です。

人は他者とのつながりを求めるため、拒絶されたり、集団から孤立したりすることに不安を感じやすいと考えられています。

嫌われることを恐れすぎると、自分の行動まで制限してしまいます。

  • 相手の機嫌を必要以上に気にする
  • 本当は嫌でも頼み事を断れない
  • 自分の意見より相手の意見を優先する
  • 何気ない言葉をあとから何度も考える

相手との関係が悪くなるくらいなら、自分が我慢した方がいいと思っていました。でも、相手に合わせ続ければ、必ず良い関係が築けるわけではありません。

ここで参考になるのが、書籍『嫌われる勇気』で紹介されている「課題の分離」という考え方です。

簡単にいえば、自分にできることと、相手にしか決められないことを分けて考えるというものです。

相手に誠実に接することや、自分の言動を振り返ることはできます。一方で、相手が自分をどう評価するかまでは決められません。

どれだけ気を遣っても、全員から好かれることはできないのです。

相手からどう思われるかを気にするより、自分がどのように接するかに目を向けた方がいいのだと思います。


人の目よりも自分の人生を優先するようになった理由

今、人生の大きな転機を迎えようとしています。両親は90歳前後になり、できるだけ近くにいてあげたいという思いがあります。

その一方で、再婚を考えている相手がいます。一緒に暮らすために、今の家を売却し、県外へ引っ越すことも考えています。

親のことは心配ですし、新しい生活への不安もあります。それでも、これから一緒に生きていきたいと思える人に出会えたことは、大きな変化でした。

周りの期待に応えることや、人間関係を悪くしないことを優先していたところがあります。

これからの人生で何を優先したいのかが、以前よりはっきりしてきました。

親のことも考えたい。これから一緒に暮らす人の気持ちも尊重したい。

周りからどう思われるかを恐れて、自分が望む人生まで諦めたくはありません。

人に嫌われることへの不安がなくなったわけではなく、それ以上に優先したいものができた。

これが、考え方が変わってきた一番の理由だと思います。


誰にでも好かれるより、大切な人を大切にしたい

これからの人生で、誰と時間を過ごしていきたいのかを考えるようになりました。

昔からの友人と疎遠になることもあれば、職場が変わって、それまで毎日のように話していた人と会わなくなることもあります。

人間関係は、生活や環境によって変わっていきます。

すべての人との関係を無理に続ける必要はないと思っています。

人にどう思われてもいいからといって、好き勝手に振る舞っていいわけではありません。

相手への配慮はする。迷惑をかけたら謝る。間違っていたら認める。

そうした姿勢は、これからも変えたくありません。

相手への配慮と、自分の気持ちを我慢することは別です。

誰にでも好かれようとするより、家族や身近な人との時間を増やし、困っているときには力になりたい。


これからは自分が望む人生を選びたい

人からどう思われるかよりも、自分が望む人生や大切な人との関係を優先したい。

これからも人間関係で悩むことはあると思います。

それでも、周りの評価に振り回されず、自分が選んだ人生を歩んでいきたいと思っています。

参考文献・参考資料

  1. Baumeister, R. F., & Leary, M. R.(1995). The Need to Belong: Desire for Interpersonal Attachments as a Fundamental Human Motivation. Psychological Bulletin, 117(3), 497–529.
  2. 岸見一郎・古賀史健(2013)『嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え』ダイヤモンド社。

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