嫌なことがあったあと、何日経っても頭から離れない。
仕事をしていても思い出す。
家に帰っても考える。
寝る前にも、
「あのとき、こうすればよかった」
「あの人はなぜあんなことを言ったんだろう」
と考えてしまう。
そんな経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
僕自身もあります。
人には、
「ある程度で区切りをつけて、好きなことでもした方がいいよ」
と言えるのですが、いざ自分のことになると、そんな簡単には切り替えられません。
特に、嫌なことそのものがまだ解決していないのであれば、気分が晴れないのはある意味当然だと思っています。
嫌な出来事について何度も考えてしまうと、「考えないようにしよう」と思っても、なかなか頭から離れないことがあります。
ネガティブなことを繰り返し考えてしまう脳の仕組みや、思考ループへの対処法については、こちらの記事も参考になると思います。
▶︎ なぜネガティブ思考は止まらない?原因は脳だった|40代の思考ループと対処法
なぜ嫌なことを何度も考えてしまうのか
心理学では、嫌だった出来事や自分の感情について何度も繰り返し考えることを「反芻(はんすう)思考」と呼びます。
「あのとき何が悪かったんだろう」
「どうして自分だけこんな目に遭うんだろう」
と、同じことを頭の中で繰り返してしまう状態です。
考えることで問題の解決策が見つかるなら意味があります。
でも、答えが出ないことを何時間も考え続けると、気持ちまでその出来事に引っ張られてしまいます。
だからといって、
「考えないようにしよう」
と無理に抑え込む必要もないと思います。
嫌だったのだから、嫌な気持ちになる。
まずはそれでいいのではないでしょうか。
気分が晴れなくても、やるべきことだけはやる
僕自身、嫌なことが続いているときに、急に前向きになれたわけではありません。
人に話したこともあります。
気分転換をしたこともあります。
それでも問題そのものが解決したわけではないので、正直なところ気分は晴れませんでした。
そんなとき僕がやっていたのは、
「100%できなくても、とりあえずやる」
ということです。
仕事も生活も、いつもの100%の力は出せない。
だったら6割、7割でもいい。
最低限やるべきことをやって、その日を終える。
僕はそれでいいと思っています。
誰かに話しても問題は解決しない。それでも意味はある
嫌なことがあったとき、人に話すこともあります。
もちろん、話したからといって問題そのものが消えるわけではありません。
それでも、自分の中だけで同じことを考え続けるより、
「自分はこう感じていたんだ」
と言葉にすることで、少し頭の中が整理されることがあります。
大切なのは、話したらすぐ元気にならなければいけないと思わないことです。
気分が晴れなくてもいい。
それでも一人で抱え続けないことには意味があると思います。
時間に任せるしかないこともある
僕はこれまでを振り返って、
「結局、時間が解決してくれたな」
と思うこともあります。
その瞬間は、
「いつまでこんな状態が続くんだろう」
と思っていても、ずっと同じ状況が続くとは限りません。
環境が変わる。
人間関係が変わる。
問題が解決する。
自分自身の考え方が変わる。
少しずつ状況が動いていくことがあります。
だから、今すぐ気持ちを切り替えられなくてもいいと思います。
6〜7割でも人生を止めない
嫌なことを何日も引きずっているときに、
「早く元気にならなきゃ」
と無理に100%へ戻そうとすると、それ自体が負担になることがあります。
僕はそんなとき、
6〜7割でいいから生活を続ける。
それくらいでいいと思っています。
楽しいことができるならやる。
誰かに話したければ話す。
今日は何もしたくなければ休む。
そして、やらなければならないことだけは最低限やる。
すぐに解決しなくてもいい。
すぐに前向きになれなくてもいい。
今の嫌な出来事が、この先も一生同じ形で続くとは限りません。
気持ちが晴れない日があっても、できる範囲で今日を過ごす。
それを繰り返しているうちに、少しずつ状況が変わっていくこともあります。
だからこそ僕は、つらいときほど100%を求めず、6〜7割でも人生を止めないことが大切なのだと思っています。


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