離婚したとき、僕は正直、
「もう一人でいい」
と思っていました。
離婚によって、自分がそれまで大切にしていたものを一気に失ったような感覚がありました。
きっと、かなりつらかったのだと思います。
だから、
「もう誰かに期待するのはやめよう」
「一人でも生きていけるようになろう」
そんな方向に気持ちが向いていきました。
一人で稼げる力をつけたいと思ったのも、その頃です。
その一つとして始めたのが、このブログでした。
誰かに頼らなくても、自分の力で収入を作れるようになりたい。
アファメーションをやったり、引き寄せについて考えたり、自分自身を変えようといろいろなことを試しました。
それから時間が経って、今の僕は訪問看護師として働いています。
そして最近、以前とはまったく逆のことを考えるようになりました。
「結局、自分は一人では生きていけないんだな」
ということです。
これはネガティブな意味ではありません。
むしろ、
人とのつながりがあるから、自分も頑張れる。
それに気づけたという話です。
離婚後は「もう一人でいい」と思っていた僕ですが、時間が経つにつれて、もう一度誰かと人生を歩みたいと思うようになりました。
1年半以上続けた結婚相談所では結婚に至らず、その後マッチングアプリに環境を変えたことで出会いがあった経験については、こちらの記事で詳しく書いています。
▶︎ 1年半の結婚相談所で結婚できなかった僕に、マッチングアプリで彼女ができた|環境を変えて気づいたこと
訪問看護で改めて知った「人とのつながり」
訪問看護の仕事を始めて2年以上になります。
もちろん仕事なので、嫌なこともあります。
人間関係で疲れることもあります。
それでも、この仕事をしていて改めて感じたのが、人とのつながりの大切さでした。
訪問看護ステーションは、自分たちだけでは成り立ちません。
利用者さんが必要だからといって、こちらから勝手に訪問できるわけではありません。
医療機関や相談支援専門員、ケアマネジャーなど、さまざまな人たちとの連携があります。
利用者さんを紹介してもらうこともあります。
だからこそ、
報告する。
連絡する。
相談する。
相手との信頼関係を作る。
社会人としては当たり前と言われるようなことですが、その「当たり前」がものすごく重要なんだと、訪問看護を通して改めて感じました。
自分一人がどれだけ頑張っても、それだけでは仕事は広がっていきません。
人から信頼される。
人とつながる。
そして、そのつながりがまた別の人へとつながっていく。
僕は訪問看護という仕事から、そんな基本的なことをもう一度教えてもらった気がします。
「一人でいい」と思っていたのに、僕は再婚しようとしている
そして、もう一つ大きかったのが婚活です。
離婚したときには、
「もう一人でいい」
と思っていたはずなのに、今の僕は再婚に向けて動いています。
自分でも不思議です。
結婚したいと思って、人と出会おうとしている。
相手を知ろうとする。
自分のことも知ってもらおうとする。
うまくいかなければ落ち込む。
それでも、また誰かと出会おうとする。
考えてみれば、全部「人との関わり」です。
そこで気づきました。
あれだけ孤独でいいと思っていた自分も、本当は人を求めていたんだな。
一人になりたかったというより、傷ついたから、もう傷つきたくなかっただけなのかもしれません。
人との関係で傷つけば、
「もう誰とも深く関わらないほうが楽だ」
と思うことがあります。
それは、そのときの自分を守るためには必要なこともあると思います。
でも、それが一生続くとは限りません。
少しずつ元気になっていけば、また誰かと笑いたくなる。
誰かを好きになりたくなる。
誰かに必要とされたいと思うこともある。
僕自身が、まさにそうでした。
一人では頑張れないこともある
これは筋トレでも感じています。
僕は長く筋トレを続けています。
自宅でも筋トレはできます。
器具を用意すれば、ある程度のことはできるでしょう。
でも僕の場合、自宅で一人だったら、スポーツジムと同じように自分を追い込めるかというと難しいと思います。
ジムには周りに人がいます。
トレーニングしている人がいる。
頑張っている人がいる。
直接会話をしなくても、その空間に誰かがいる。
だから、
「もう少しやろう」
と思えることがあります。
誰かに励ましてもらったわけではありません。
それでも、人の存在そのものが自分の力になることがある。
これは結構大きなことだと思っています。
人とのつながりは、大きな出来事だけではない
最近は、もっと小さなところにも人とのつながりを感じます。
車を運転していて、横断歩道に人がいたら止まる。
脇道から本線に入りたそうな車がいたら、余裕があれば道を譲る。
すると相手がお辞儀をしてくれたり、手を上げてくれたりする。
ほんの数秒です。
名前も知らない人です。
二度と会わないかもしれません。
でも、少しだけ気持ちがいい。
逆に自分が道を譲ってもらったら、ありがたいと思います。
人の幸せというと、結婚したとか、仕事で成功したとか、大きなものを考えがちです。
でも実際の生活には、
知らない誰かとの小さな優しさから感じる幸せもある
のだと思います。
もちろん、人がいるからストレスも生まれる
ただ、人とのつながりは良いことばかりではありません。
ここをきれいごとにはしたくありません。
僕の家の向かいにはゴミ集積所があります。
ルールを守らずに出されたゴミが残っていることがあります。
片づいたと思ったら、また出ている。
市役所に相談して対応してもらっても、また同じことが起きる。
正直、ストレスです。
「なんでルールを守れないんだろう」
と思います。
仕事だって同じです。
人と働けば、考え方が合わない人もいます。
恋愛をすれば、傷つくこともあります。
家族だからこそ腹が立つこともあります。
つまり、
人は自分を幸せにしてくれる存在であると同時に、ストレスの原因にもなる。
どちらも本当だと思います。
だから、人と関われば幸せになれるという単純な話ではありません。
大切なのは、自分にとって必要なつながりを大事にしながら、苦しい関係とは適度な距離を取ることなのだと思います。
「一人でいられること」と「一人で生きること」は違う
離婚した直後の僕は、一人で生きられる人間になろうとしていたのかもしれません。
自分で稼ぐ。
自分で生活する。
自分で自分を幸せにする。
今でも、それは大切だと思っています。
誰かにすべてを依存して生きるのではなく、一人でも生活できる力を持っておく。
でも今は、
「一人でも大丈夫」と「誰も必要としない」は別のこと
だと思っています。
自分の足で立ちながら、人ともつながる。
助けてもらったら感謝する。
自分にできることがあれば誰かに返す。
誰かを好きになる。
一緒に働く。
一緒に笑う。
ときには一人になる。
そのくらいがちょうどいいのかもしれません。
孤独を選んでいた僕が、人を求めている
離婚して、
「もう一人でいい」
と思った僕がブログを始めました。
一人で稼げるようになりたいと思いました。
でも、その後に訪問看護師として働き、人との信頼関係の大切さを知りました。
再婚したいと思い、もう一度誰かを好きになろうとしています。
ジムでは、周りで頑張っている人たちから刺激をもらっています。
車を運転しているだけでも、知らない人との小さな譲り合いがあります。
振り返ってみると、僕の日常は思っていた以上に「人」でできていました。
もちろん、一人の時間も好きです。
これからも一人でできることを増やしていきたいと思っています。
ブログだって続けます。
自分の目標にも向かっていきます。
でも、
「一人でできるようになること」と「一人だけで生きようとすること」は違う。
今の僕はそう思っています。
人に傷つけられて、
「もう誰とも関わりたくない」
と思っている人もいるかもしれません。
無理に人を好きになる必要も、人付き合いを増やす必要もないと思います。
一人でいたい時期があってもいい。
僕にも必要な時間でした。
でも、いつか少し気持ちが変わったときには、身近にある小さなつながりに目を向けてみてもいいのかもしれません。
職場の人でもいい。
家族でもいい。
友人でもいい。
恋人でもいい。
ジムでいつも見かける名前も知らない人でもいい。
横断歩道で道を譲った人でもいい。
人生を支えてくれる「人とのつながり」は、必ずしも深い関係だけではありません。
僕自身、孤独になろうとして初めて、
自分は思っていた以上に、人に支えられて生きている。
そんな当たり前のことに気づきました。
そして今は、人との関わりで嫌な思いをすることがあったとしても、それ以上に、人とのつながりからもらえるものを大切にしながら生きていきたいと思っています。


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