40代になると、ふと自分の人生を周りと比べてしまうことがあります。
「あの人は自分より稼いでいる」
「家族がいて幸せそうだ」
「仕事もうまくいっている」
「自分より人生を楽しんでいるように見える」
SNSを見ていて、そんな気持ちになることもあるかもしれません。
でも僕は、人と比較すること自体が悪いとは思っていません。
人間は比較する生き物だと思うからです。
誰かを見て、
「自分もあんなふうになりたい」
「もっと頑張ってみよう」
と思う。
それが成長するきっかけになることもあります。
欲があるから頑張れることもあります。
問題なのは比較することではなく、比較した結果、自分の人生まで否定してしまうことなのだと思います。
人と比べることは悪いことではない
僕自身も、人と比べることはあります。
仕事。
収入。
生活。
人間関係。
人生そのもの。
比較する対象はいくらでもあります。
そして、
「あの人はすごいな」
と思うこともあります。
でも、それが必ずしも悪いとは思いません。
自分より先を歩いている人を見ることで、
「自分もそこまで行きたい」
と思えるなら、比較は前に進むためのエネルギーになります。
だから無理に、
「人と比べてはいけない」
と思わなくてもいいのではないでしょうか。
大切なのは、比較したあとに自分がどうなるかです。
「自分も頑張ろう」と思える比較なら、自分を成長させてくれる。
反対に、
「自分なんてダメだ」
「もう手遅れだ」
と自分を責め続ける比較なら、一度そこから離れた方がいい。
僕はそんなふうに考えています。
人と比べることが続くと、「自分はまだ足りない」「自分はダメだ」と、自分自身の評価まで下げてしまうことがあります。
40代になって以前より自分に自信が持てなくなったと感じている人は、こちらの記事も参考になると思います。
▶︎ 40代で自己肯定感が下がるのはなぜ?心理学でわかる原因と立て直し方
40代になると比較が苦しくなる理由
20代の頃なら、
「これから頑張ればいい」
と思えたことも、40代になると少し違ってきます。
周囲との差がはっきり見えてくるからです。
仕事で役職についている人。
収入が増えている人。
結婚して家庭を持っている人。
家を買った人。
趣味を楽しんでいる人。
自分の好きな仕事をしている人。
40代は、それまでの人生の積み重ねが見え始める年代だと思います。
だからこそ、
「自分は何をやってきたんだろう」
と考えてしまうこともあります。
でも、ここで忘れたくないことがあります。
人生は、一つの物差しだけでは測れないということです。
年収だけ高くても幸せとは限らない
例えば、年収だけを比較したら負けている。
でも自分には自由な時間がある。
仕事では負けているように見える。
でも好きな趣味を楽しめている。
結婚していない。
でも自分らしく生活できている。
逆に、収入が高くても毎日仕事ばかりで疲れ切っている人もいるかもしれません。
家庭があっても悩みを抱えている人もいるでしょう。
外から見えるものだけでは、その人の人生が幸せなのかは分かりません。
だから僕は、40代になったら、
「誰が上で、誰が下か」ではなく、「自分が望んでいる生活に近づいているか」
を見る方が大切なのではないかと思っています。
40代だからこそ一度、自分の人生を確認する
40代は、人生の一つの節目だと思います。
だからこそ、一度立ち止まって考えてみてもいい。
自分の好きなことはできているか。
楽しめる趣味はあるか。
仕事だけの生活になっていないか。
ワークライフバランスは整っているか。
大切な人との時間を持てているか。
そして、
「自分が望んでいる人生を送れているか」
ここが一番大切なのではないでしょうか。
全部できている必要はありません。
僕自身も、まだまだ途中です。
でも「今の自分に足りないものは何だろう」と考えることはできます。
そう考えるために他人と比較するのであれば、比較にも意味があると思います。
比較する相手を「他人」から「昨日の自分」に戻してみる
人と比べて苦しくなったとき、僕が大切だと思うのは、自分の人生に視点を戻すことです。
「あの人より上か下か」
ではなく、
「自分は以前より少し前に進めているか」
を見る。
収入が少し増えた。
働き方を変えられた。
運動を始めた。
新しいことに挑戦した。
大切な人との時間を増やした。
小さな変化でもいいと思います。
他人との比較では見えなかった自分の成長が、そこにはあるかもしれません。
人生の正解は人によって違う
40代になると、人によって人生はかなり違ってきます。
だからこそ、同じ物差しで比較すること自体が難しくなります。
誰かの人生を見て、
「いいな」
と思うことはあっていい。
それを目標にすることも悪くない。
でも、その人になる必要はありません。
僕が大切にしたいのは、
「自分はどう生きたいのか」
ということです。
比較するなら、自分を落ち込ませるためではなく、自分の人生を良くするために使う。
そして苦しくなったら、もう一度自分に戻る。
40代は、誰かに勝つためだけに生きるには少しもったいない年代だと思います。
仕事も、お金も、趣味も、人間関係も、自分の時間も。
全部完璧でなくていい。
それでも、
「今の人生は、自分が望んでいる方向に進んでいる」
と思えること。
40代からは、それが一つの幸せの基準なのではないかと僕は思っています。


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