婚活をしていると、「優しい人ですね」と言われるのに交際が続かない。
そんな経験をしたことはありませんか?
私自身、現在も結婚相談所で活動していますが、自分では相手に気を使いすぎてしまうタイプだと感じています。
食事代を多めに出したり、お土産を買ったり、相手に喜んでもらいたいと思って行動することは少なくありません。
もちろん、それ自体が悪いことだとは思いません。
しかし振り返ると、相手を優先するあまり自分の気持ちや希望を後回しにしていたこともありました。
婚活では思いやりや気遣いは大切です。
ただ、相手のためを思うあまり、すべてを相手優先にしてしまうと、かえって関係のバランスが崩れてしまうこともあります。
この記事では、婚活で気を使いすぎる男性がなぜうまくいかなくなるのかそして優しさと遠慮の違いについて、私自身の体験を交えながらお伝えします。
実は私は昔から、相手を優先しすぎる傾向がありました。振り返ると、その背景には「嫌われたくない」という気持ちや自分より相手を優先する思考パターンがあったように思います。
▶ 優しい人ほど損をする理由|『嫌われたくない心理』が人間関係を壊す原因と対処法
気を使うことは悪いことではない
誤解してほしくないのは、気遣いそのものは大切だということです。
相手を思いやる。
相手の話を聞く。
相手が困らないように配慮する。
これは人間関係の基本です。
問題なのは、自分の気持ちまで我慢してしまうことです。
当時の私の婚活パターン
- 早く結婚したい
- この人と真剣交際に進みたい
- 相手に喜んでもらいたい
その気持ちが強すぎて、
「どこに行きたいですか?」
「何が食べたいですか?」
と、いつも相手優先でした。
本当は人混みが苦手で、休日はのんびり過ごす方が好きです。
それでも相手に合わせようとして、
相手に気を使う。
場所にも気を使う。
会話にも気を使う。
今思えば、相手を大切にすることと、自分を後回しにすることは違ったのだと思います。
優しさと遠慮は違う
優しさとは、相手を尊重しながら自分の気持ちも伝えることです。一方で遠慮は、自分の気持ちを抑えて相手に合わせ続けることです。
婚活中の私は、「何が食べたいですか?」「どこへ行きたいですか?」と相手の希望を聞くことが多くありました。
そして、「私は何でも大丈夫です」と答えることも少なくありませんでした。
実際、食べ物の好き嫌いはほとんどありません。だから嘘を言っていたわけではないのです。
しかし今振り返ると、本当に何でも良かったわけではありませんでした。人混みは少し苦手ですし、静かな場所の方が落ち着きます。
本当は自分なりの好みや過ごし方があったのに、それを伝えず相手に合わせることばかり考えていました。
その結果、相手に気を使い、場所にも気を使い、会話にも気を使う。
そんな状態になっていたのだと思います。
関係を深めるために必要なのは、相手に合わせ続けることではなくお互いの気持ちを少しずつ伝え合うことなのかもしれません。
本当は自分なりの考えや希望があるのに、それを伝えず相手に合わせ続ける。その背景には、自分でも気づいていない感情の抑え込みがあるのかもしれません。
▶ 40代男性が婚活で気づいた“感情を抑えすぎるクセ”|「いい人」で終わる原因とは
私が変えたこと
婚活を通して、私が少しずつ意識するようになったことがあります。
一つは、笑顔を増やすことです。
私はもともと感情を抑えるクセがありました。
嬉しくても平静を装う。
楽しくても表に出さない。
そんなことが当たり前になっていたのです。
しかし今は、楽しい時は笑顔になる。
嬉しい時は素直に表現する。
そんなことを意識するようになりました。
もう一つは、事前に会話のテーマを考えてから会うことです。以前は「自然に話せばいい」と思っていました。
しかし実際には、何を話そうか考えておいた方が会話はスムーズに進みます。
仕事の話。
趣味の話。
家族の話。
将来の話。
今日はどんな話をしようか。
そんなイメージを持ってから会うようになりました。
もちろん完璧にはできません。
それでも以前より自然に会話ができるようになり、相手との時間を楽しめるようになったと感じています。
私自身、少しずつ感情を表現することや笑顔を増やすことを意識するようになりました。その結果、人との関わり方も少しずつ変わってきたように感じています。
▶ 婚活で感情表現が苦手な男性へ|気持ちを伝えられなかった僕が変えたこと
婚活を通して私が気づいたこと
婚活で必要なのは、優しさや気遣いです。しかし私は長い間、それを少し勘違いしていたように思います。
相手を優先すること。
相手に合わせること。
相手に喜んでもらうこと。
それが良い関係につながると信じていました。
もちろん、その気持ち自体は間違っていなかったと思います。
実際、私は自分の気持ちや希望を後回しにしているつもりはありませんでした。
むしろ相手に喜んでもらいたいと思い、自分なりに一生懸命行動していたつもりです。
しかし振り返ると、結果的に相手の希望を優先し、自分の考えや本音を十分に伝えられていなかった場面もあったように思います。
婚活を通して私が気づいたのは、「相手を大切にすること」と「相手を優先しすぎること」は違うということです。
相手の気持ちを尊重しながら、自分の気持ちも伝える。その積み重ねによって、少しずつ信頼関係ができていくのだと思います。
私自身、今も結婚相談所で活動中です。
だからこそ今でも試行錯誤の毎日です。
それでも以前よりは、自分らしさを出しながら相手と向き合えるようになってきました。
もしあなたも私と同じように、「優しいと言われるのにうまくいかない」と悩んでいるなら、一度だけ考えてみてください。
それは本当の優しさでしょうか。それとも、気づかないうちに相手を優先しすぎているだけでしょうか。
その違いに気づくことが、より自然な関係を築く第一歩になるのかもしれません。


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