婚活を始めた頃の私は、「自然体でいよう」と思っていました。
しかし今振り返ると、全く自然体ではなかったと思います。
良い人に見られたい。
優しい人だと思われたい。
気が利く人だと思われたい。
そんなことを意識していたつもりはありません。
それでも無意識のうちに、自分の良い部分を見せようとしていたのだと思います。
そして不思議なことに、頑張れば頑張るほど空回りすることもありました。
お見合い前には、「今日はこんな話をしよう」と考えて臨みます。
しかし実際のお見合いでは、緊張して言わなくてもいいことを話してしまう。
帰宅してから、「あの話はしなければ良かったな」「もっと違う言い方があったな」と反省することも少なくありませんでした。
また、自分では相手に合わせているつもりはないのに、振り返ると相手の希望を優先していたこともありました。
婚活を続ける中で感じたのは、自分を良く見せようとするほど苦しくなるということです。
今回は、婚活で“自分を作りすぎる人”ほど苦しくなる理由と自然体でいることの難しさについて、私自身の経験を交えながらお話ししたいと思います。
私自身、婚活を始めた頃は「自分ならすぐに結婚できるだろう」とどこかで思っていました。しかし実際には、お見合いや交際を重ねる中で、自分が思っていた以上に空回りしていたことに気づきました。
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自然体でいようと思っても難しい
婚活ではよく、「自然体でいましょう」と言われます。
しかし正直に言うと、私は今でもよく分かりません。
自然体とは何なのでしょうか。
普段の自分でしょうか。
ありのままの自分でしょうか。
でも私たちは普段から、仕事では仕事用の自分になり、友人の前では友人の前の自分になり、初対面の人には初対面の人なりの接し方をしています。
そう考えると、完全な意味での自然体なんて存在しないのかもしれません。
特に婚活では、相手に失礼がないようにしたい。良い関係を築きたい。
そう思うのは自然なことです。
私自身も、お見合いやデートでは緊張します。
会話も考えます。
服装も気にします。
だから「普段通り」でいることは簡単ではありません。
ただ最近思うのは、自然体とは何も考えないことではなく、少しずつ本音を出せる状態なのかもしれないということです。
まだ私自身も答えは出ていません。
今も婚活中ですし、成功した側の人間でもありません。
それでも、無理をして自分を作り続けるより、少しずつ自分を見せられる関係の方が楽だということだけは分かってきました。
自分を作ることは悪いことではない
誤解してほしくないのは、自分を作ること自体が悪いわけではないということです。
誰でも最初は緊張します。
身だしなみを整える。
言葉遣いに気を付ける。
相手への配慮を意識する。
これは大切なことです。
問題なのは、本来の自分とかけ離れた姿を演じ続けることです。
無理をすると疲れます。
そして長く続きません。
私が苦しくなった理由
婚活中の私は、相手に合わせることを優先していました。
本当は人混みが苦手です。
本当は家でのんびりする時間も好きです。
しかし、「相手が喜ぶなら」と思い自分の希望を後回しにしていました。
もちろん相手を大切にしたい気持ちは本物でした。
しかし振り返ると、相手に合わせることと、自分を隠すことを混同していたのかもしれません。
だから婚活が終わるたびに疲れていたのだと思います。
振り返ると、私は相手に合わせているつもりはありませんでした。しかし結果的には、自分の気持ちよりも相手を優先していた場面が少なくなかったように思います。
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良く見せようとするほど空回りする
お見合いでは、事前に「何を話そうかな」と考えてから臨むことが多いです。
実際、それ自体は悪いことではないと思います。
しかし振り返ると、私は相手に自分を分かってほしい気持ちが強すぎて、1回目のお見合いではまだ話さなくても良かったことまで話してしまうことがありました。
お見合いが終わった後、「あの話はまだ早かったかな」「言わなくても良かったかもしれない」と反省することも少なくありませんでした。
婚活を続けて感じるのは、人間関係には順序があるということです。
自分を知ってほしい気持ちは大切です。
しかし、まずは一緒にいて楽しいと思ってもらうこと。
安心して話せる関係を作ること。
その土台ができてから少しずつ自分を知ってもらう方が、お互いにとって自然なのかもしれません。
私は相手に合わせているつもりがなかった
婚活を始めた頃の私は、自分では相手に合わせているつもりはありませんでした。
むしろ、「相手に喜んでもらいたい」という気持ちで行動していました。
食事代を多めに出したり、相手がお金を払おうとしても、「大丈夫ですよ」と自分が払ったり。
当時はそれが優しさだと思っていました。
しかし今振り返ると、少し違った見方もできるようになりました。
それは本当に相手が望んでいたことなのだろうか。相手は自分で払いたかったのかもしれない。気を遣わせたくなかったのかもしれない。
そう考えると、相手のためと思っていた行動の中には、自分の価値観を押し付けていた部分もあったのかもしれません。
優しさとは、自分がしてあげたいことではなく、相手が心地良いと感じることなのだと少しずつ思うようになりました。
婚活を続ける中で感じたのは、誠実さだけでは関係は深まらないということでした。相手を大切にすることと同時に、自分の感情も少しずつ伝えていく必要があるのだと思います。
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婚活を通して私が気づいたこと
婚活を続ける中で私が学んだのは、良い人になろうとすることと、良い関係を作ることは違うということでした。
以前の私は、
相手に好かれたい。
嫌われたくない。
良く思われたい。
そんな気持ちが強かったように思います。
もちろん、その気持ち自体は悪いことではありません。
しかし、頑張りすぎるほど空回りし、気がつけば自分自身も疲れていました。
婚活を通して感じたのは、大切なのは相手に合わせ続けることではなく、少しずつお互いを知っていくことだということです。
最初から本音を全部話す必要はありません。でも、自分を隠し続ける必要もありません。
関係性に合わせながら、少しずつ自分の気持ちを伝えていく。
その積み重ねが信頼関係につながるのだと思います。
私自身、今も婚活中です。だから成功談として語れる立場ではありません。
それでも以前よりは、「良く見せようとすること」よりも、「自然に関係を作ること」を大切に考えられるようになりました。
自然体でいることは簡単ではありません。
しかし無理をして自分を作り続けるより、
少しずつ本音を出せる関係の方が、
長く続く関係なのかもしれません。


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