幼少期——輪に入れなかった少年
幼稚園の卒園式で、
一人ひとりに花が配られた。
それは祝福のしるしであり、
未来への小さな贈り物だった。
でも、僕の手に渡った花だけ
花びらがポロッと取れてしまった。
その瞬間、胸の奥がぎゅっと締めつけられた。
「なんで僕だけ?」
「これが、僕の人生なのかな?」
誰も気づかず通り過ぎた出来事でも、
僕の中では確かに傷として残った。
孤独の始まりだったのかもしれない。
輪に入れなかった少年。
影だけが味方のようで、世界は少し冷たかった。

影だけが自分の味方のようで、世界は少し冷たかった。
小学校──声を飲み込み続けた日々
小学校に上がっても、僕は自分の意見を言えない子どもだった。
「嫌だ」と言えず、「やめて」と言えず、
ただじっと、嵐が過ぎるのを待つだけの毎日。
誤解されても、つらくても、
言葉が喉で止まって声にならなかった。
その頃から、
・体調が悪くても隠す
・つらくても笑う
そんな生き方を覚えてしまった。
弱さは隠すもの
本音は飲み込むもの
そうやって、
小さな胸に全部しまい込んで生きていた。
再スタートの考え方を知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
▶ 40代で人生が一度止まった人が、もう一度立て直す現実的な方法
15歳からから働き始めた理由

誰も待ってくれない世界へ、
ひとりで歩き出した。
逃げても生きなきゃいけない。
だから15歳で病院に就職し、
働きながら看護学校に通った。
眠気と戦い、必死に勉強し、
18歳で卒業。
誰も助けてくれなかった。
自分で立つしかなかった。
その後も通信で高校を卒業し、
看護師、ケアマネの資格も取得した。
「諦めなかった」
その事実だけは、
今でも自分の誇りだ。
大人になってからの結婚と現実

結婚した。
それは幸せの始まりになると思っていた。
でも現実は違った。
すれ違い、
責められる日々、
心が離れていく感覚。
同じ場所にいても、
気持ちはもう重なっていなかった。
唯一の救いは娘の存在。
その笑顔だけが、
僕を生かしてくれていた。
頑張っているのに心が軽くならない人は、
まずこの視点を知ってほしいです。
▶ 頑張っているのに苦しい人が、まず守るべきたった一つのこと
娘と別れ、家を失い、人生が折れた日

娘は、まだ未来を知らなかった。
離婚し、娘と離れ、家がなくなった。
働いていた職場も倒産し、経済的にも追い詰められた。
「ここがどん底か。」
そう思った。
けれど、不思議と終わりではなかった。
まだ心臓は動いている。
呼吸も続いている。
生きている限り、終わりじゃない。
それでもなぜ僕は歩き続けているのか
今も訪問看護師として働き、
夜勤もこなしている。
休みは月に1日あるかどうか。
収入はある。
でもローン、養育費、生活費で精一杯。
それでも、
今SNSで人生を変えようとしている。
・もう一度笑うため
・娘に胸を張って会うため
この文章も、
その一歩だ。
終わりじゃない。45歳からでも人生は作れる

45歳は、まだ途中だ。
過去の僕は、
・輪に入れなかった
・理解されなかった
・失ってきた
でも今は違う。
何度倒れても立つ自分がいる。
人生が終わるのは、
挑戦をやめたとき。
45歳は遅くない。
息をしている限り、
未来は書き直せる。
そして僕は、
今まさに書き直している最中だ。
読んでくれたあなたへ
もし今、
・人生に行き詰まっている
・やり直したいと思っている
・自分を責め続けている
そんな気持ちがあるなら。
あなたも、まだ間に合う。
過去がどうであれ、
今日からの選択で人生は変えられる。
この記事は、
筆者の実体験と考えをもとに書いています。
つらさが強い場合は、信頼できる人や専門機関に相談することも大切な選択肢です。


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